ご挨拶

大会委員長/九州支部長 大塚弘文

 新型コロナウィルス感染症の流行拡大の影響を受けつつも、インターネット回線を利用した遠隔参加が可能なWebカンファレンス方式での開催にて,第6回日本福祉工学会九州支部大会を開催できる運びとなりました. 昨年度と同じく熊本高等専門学校をメイン会場として、同会場と発表講演者および参加登録者をWeb会議システムで結んでの開催いたします.
 2020東京パラリンピックが新型コロナウィルス感染症拡大の最中にあっても開催され大きな成功をおさめられた、この記念すべき2021年.世界中の人々の心が個々の能力を最大限に発揮し限界に挑戦するアスリートの姿に大きく揺さぶられたのは間違いありません. 全ての人々のQOLを高め、多様性を認め能力を高め合う社会の構築を目指している皆さんの集う本支部大会の開催を何としても途切れさせてはならないという関係各位の強い支援により開催に漕ぎ着けることができましたことに,この場をお借りして感謝申し上げます.
 本大会の役割は福祉工学分野の研究・技術の進展を図るための研究発表・情報交換ですが、将来を担う学生諸君が身近に参加できる未来の福祉工学技術者育成の場でもあります.今回もWebによる遠隔会議となりますが、これまでの対面方式での支部大会と同等の貴重な意見・情報交換の場となるよう運営関係者一同努力いたしますので、ぜひ学生の皆さんに積極的に参加いただき、本大会が若手技術者育成の一助となることを熱望しています.
 皆さまの奮ってのご参加をお待ちしております.